5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百回記念句会
《 句 報 》
七月で句会が、ちょうど百回になりました。昨年同様、天保山花火句会を予定しておりましたが、花火そのものが、警備上の理由で中止になり、なにわ水の都クルーズに変更、ゆったり船遊びを楽しみました。

<発行人>
桂 米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
<お問い合わせ>
ドガチャガメール


< 平成十七年度 年間秀句 発表 >
宿題の部 竹森 雀舎 選
遊ぶとも仕事ともなく鳥が飛ぶ

くまひこ
席題の部 牧浦 完次 選
外見は平凡ですが血が緑

治美
ユーモア賞 桂 米輔 選
ママチャリに幅寄せされた3ナンバー


宿題「まだまだ」>>竹森 雀舎 選
秀 句
まだまだと思っている間にとうが立ち 貞佑
選者評
歳月の流れは本当に早いものです。まだまだと思っているのは皆同じだと思います。いつの間にやらとうが立った、という現象はあたり前のことかも知れませんが、素直さが伝わります。みごとな省略と皮肉が効いています。
互選トップ
やんわりとまだまだ続く愚痴の山 彌三
同数
冥土への土産いっぱい買ってから 正己
上位
へそくりの知恵がまだまだ足りません
僕なんてまだまだひよこしゃりづくり
頂上はまだまだですかかたつむり
まだまだと思っている間にとうが立ち
まだ若いまだまだ若い新芽摘む
売り時を逃がして今は熟れ時よ
恵美子
美加子
雀舎
貞佑
智亜紀
のぶお

席題「橋」>>牧浦 完次 選
秀 句
テポドンを勝どき橋でピンボール あきら
選者評
「橋」という課題でテポドンが飛んで来ようとは驚きました。併し最も身近で関心の深い問題をうまく取り入れた、発想のやわらかさを評価いたしました。
互選トップ
はがいじめただ川見てただけやのに 市楼
上位
五十年愛のかけ橋修理中
吊り橋が二人の距離を近づける
石橋をたたき渡れぬ三十路過ぎ
台風に橋をとられて知る遠さ
橋下で拾たと言うがうりふたつ
毎日がつり橋渡るようなもの
雨の夜橋をかけたい天の川
天満橋浴衣の花が咲き誇る
ファイト一発では架けられない橋
橋道路みんな談合夢の跡
まさし
光一郎
美也子

恵美子
恵美子
昭二
美也子
くまひこ
米輔

上記以外の入選句から
宿題の部
煮ころがし母の味まで遠い道
まだまだのつもりが始発待つ寒さ
もうええかまだまだ続く闇の道
定年をまだまだという保険料
まだまだを襟の後ろに縫ってある
本人は酔うてませんと目が据わり
まだまだを背負い困難立ち向かう
やめぬならまだまだ取るぞ喫煙者
まだまだと腰を上げない水遊び
ライバルのおかげまだまだ元気です
まだまだかそろそろなのか気が揉める    
完次
雅明
いちろう
弘幸

茂俊
智亜紀
直美


絢子
軸吟
凡人にまだまだ越せぬ坂がある 雀舎

席題の部
帰省客だけでにぎわう税の橋
橋わたししてるヒマないひとり者
子という橋を渡ろうか引き返そうか
二重橋見れば背筋ののびる父
石橋が向こう岸から壊される
のぶお
美也子

寿
直美
軸吟
鉄橋を渡ると蟹が待っている 完次

入選句以外から、わたし好みで
宿題の部
そのうちにハワイがそこにくるらしい くまひこ

前出以外の芸人の句 ○は入選句、○無しはボツ句。
宿題の部





もう一軒夜はバリバリ中二階
何良うて熟年に行く若い嫁
出直して来いと初顔付けた土
まだ見たい花火の後の空見上げ
まだ来ない愛しのあの子もう来ない
梅雨明けはまだまだまだと雨の音
米輔


市楼


席題の部


○○
屋形船橋を見上げて酒を飲む
秋の夜にトラファン舞い散る戎橋
吊り橋をかけた祖先はやはり猿
桟橋がこわい美人に下心
市楼

米輔



アトラクションに参加してもらった美人フラメンコダンサーの妖艶な演技。去年花火も良かったけれど、今年の花も良かったな。

クルーズの案内役として参加してくれた、林家染太君の南京玉すだれ。サービス精神旺盛でした。

興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。

 
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