5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
 
第七十七回例会 句報
     
宿 題
「噛む」
竹森 雀舎 選
秀 句
いくつもの歯形が残る親の脛     智亜紀
選者評
歯形が残るという表現で噛むという動作が十分に理解できます。いくつもの歯形で、痩せ細った親の脛、かなしくもあり感謝もありで、親のありがたさがよく分かります。秀吟としていただきました。

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いくつもの歯形が残る親の脛     智亜紀
 同数
  妻よりも先に噛み切る赤い糸     直美
席 題
「氷」
牧浦 完次 選
秀 句
フラッペと呼ばれメロンを従える   久美子
選者評
かき氷をフラッペとカナ書きにすることで、値段を高くするという説明句を避けて擬人化し、ユーモアを醸し出したところを評価いたしました。

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水割りに値の差がついた良い氷     寿
同数
わが家には氷にも似た妻がいる     直美
同数
氷売る旗に活気がある猛暑       完次
     
    今月も「どぜう」は女性上位のようですな。


因みに、噺家の句ですが。
宿題の部   ○ じゃれて噛みすねて甘える痴話喧嘩   米輔
  文明と逆に退化のあごの骨
  ニャンニャンで発酵酒の事始
  手では無く今の飼い犬喉を噛む     染語樓
  イスラムが窮鼠となって米を噛む
○ 嫁はんの歯形が消えたらまた浮気

席題の部

    山車を曳く孫見つ手にはかき氷     染語樓
  氷柱の溶ける早さに暑さ増し
○ かちわりがお湯になる程強い虎
○ ありがたや神のナンパの御神渡り    米輔
○ フラッペと呼んで氷の値が上がり
  お湯割で氷歯茎にしみるから

それと、「どぜうの会」読者会員の林家染二さんのお嬢さんが、第15回伊藤園オーイお茶新俳句大賞の佳作に入選されました。

    クッキーでちょっとおめかし日曜の午後 吉田 知紘

この若々しい感性。こら「とんびが鷹」やな、今のうちから、お父さんより娘さんを「どぜうの会」へ、さそわねば!

興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。
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