5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
  
発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
 
第八十一回例会 句報
     
宿題「たまる」
竹森 雀舎 選
秀 句
酒止めて煙草も止めて何たまる 染語樓
選者評
まったくその通りです。としか言いようがありません。素直に口をついて出たことばが川柳になることがあります。今月の秀句にいただきました。

互選トップ
酒止めて煙草も止めて何たまる 染語樓
上位
金たまらん脂肪はたまる石たまる
職人の厚い掌たまる技
ストレスがたまる分だけ毛が抜ける
一度でも迎えてみたい満期の日
食い溜めのようにも見える妻の食
梯子酒顔のきく店ツケたまる
目にためた涙ムダにはさせるまい
米輔
治美

寒山
直美
フミ
恵美子
入選句から
血の赤がたまると鉛色になる
大地でもストレスためてぐらり揺れ
子のための苦労が父の背にたまる
還暦の妻もストレスためている
地の底で力をためている鯰
治美
景太
完次
彌三
あきら
軸吟
たまるかと思えば底に穴があき 雀舎
◇ 染語樓さん選者選と互選の二冠です。私も頑張らねば。

席題「天ぷら」
森 茂俊 選

秀 句
イカがないただそれだけで大騒ぎ 恵美子
選者評
天ぷらの王様は海老という固定観念を見事にうっちゃって、イカがないと大騒ぎする親父の姿が漫画のようで、おもしろい句にできあがった。

互選トップ 天カスの分際で良縁求む 婆
上位
揚げたてを食わすというがチンの音 米二
入選句から
ハイカラの語源も知らぬうどん通
女房がころもで隠す残りもの
天ぷらは塩で食べろと言うがんこ
サンプルにコロモの厚さ書いてくれ
ジャコ天とビールで楽し一人旅
天ぷらがすきでほいほいついて行く
熱燗で天ぷらの味知っていく
寿
寒山
彌三
直美

雀舎
まさし
軸吟 天ぷらも君も衣装が派手すぎる 茂俊

◇ 前出以外の落語家の句です。○は入選句、○無しは没句。
宿題の部 受験前ためた知識は今どこへ
○なんとなくお腹に脂肪ためてます
愛犬よストレスためていませんか
米二
金属も酷使に悲鳴ひび破断
後少しポイント集め店の罠
米輔
飛び出すが発散出来ずに戻る家
喜びも発散出来ねばストレスに
染語樓
○ストレスにはたき込まれるマイレージ
妻の手の饅頭つぶす夢悲し
染二
席題の部 ○健康をうたう天ぷらよく食べる
天ザルの海老がまぶしい隣り席
老舗です天カス味も秘密です
米輔
○天つゆが欲しい親父は塩を添え
○海老天を半分こして仲直り
米二

興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。いつでもお待ちしています。連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。

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