5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
  

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第九十五回例会 句報
宿題 「福」 竹森 雀舎 選
秀 句 幸福を噛み締めてたら擦り減った
選者評 ユーモアとペーソスの感じられる川柳です。幸福を噛み締めていたら、擦り減ったという作者の見つけと表現。これが川柳の醍醐味なのかもしれません。とても良い句です。
互選トップ
どこにでも気持ち次第で福はある 一郎
同数 鬼は外福もいっしょに出たらしい 寿
上位
節分に気弱な福が床の間に
幸福を噛み締めてたら擦り減った
福娘好みの前でササを買う
迷ってる我が家への道福の神
福は内元気な妻でありがたい
福は内呼び込む顔が鬼のよう
太ってる福々しいと言い換える
福笹に幸も涙も吊っている
福は内あっ裏口が開いたまま
招き猫右手左手両手出し
授かった福は誰かにお裾分け
幸福なさじでコーヒー掻き混ぜる
月末は居留守を使う福の神

彌三

貞佑
市楼
雀舎
(軸吟)
篤信
美恵
正己
茂俊
しらり
恵美子
完次
直美

席題 「約束」
牧浦 完次 選
秀 句
呑んでした約束呑んで思い出し
米輔
選者評
気の合った仲間同志の、いかにも頼りない約束事が、酒を仲立ちとして軽妙に表現されている見付けをいただきました。
互選トップ
約束が安請け合いで一人旅 市楼
同数 呑んでした約束呑んで思い出し 米輔
上位 鉄筋を約束通り減らします
あの言葉約束だとはつゆ知らず
指切りを紅葉の様な手とからめ
杉花粉約束もせず家に来る
ハンガーに重い約束ぶら下げる
守れない奴ほど指定する時間

完次(軸吟)
昭二
寿
彌三
雀舎



上記以外の入選句から
宿題の部
あげまんの妻が私の福の神
福分けてくれる気がするエビス顔
陽だまりに荷造りヒモと福娘
福耳に浮世の憂さをたんまりと
福の神お願いだからこっち見て
平凡な毎日送るそれが福
神棚にほこり被ったままの福

楽生
美恵

茂俊
夕子
恵美子
完次

席題の部
パンパンと撃てば倒れるお約束
指切りと甘えた声の恐さ知る
約束もせず今晩も会う酒屋
では又ね固い握手ですぐ忘れ
指輪買う寝間の約束反故にする
ゲンマンが羽織袴で門づけに

あきら
正己
寿
彌三
伸夫



前出以外の噺家の句 ○は入選句、○無しはボツ句。
宿題の部






福引にもうあと少しする出費
福笑いでも楽しめた良い時代
異文化でパンダ乗ってる宝船
服来る漢字間違え福来る
山の神福を挟んで川になる

米輔


市楼


席題の部




あなただけ内緒のはずが井戸端へ
お返しは約束できぬホワイトデー
まま事で二世誓った幼き日
宝くじ当たると所空手形

市楼

米輔


興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。いつでもお待ちしています。連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。

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