5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百七回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題「へた」>>>>>>>>>>竹森 雀舎 選
秀 句
バウンドした機長の顔を覗き込む        米二
選者評
「へた」という題に「へた」という言葉を使わず「へた」が上手に表現されています。熟練されたいい句だと思い、秀句にいただきました。

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見てられず聞いていられず寝てられず 歌之助
上位
巻き寿司のヘタまで食べて恵方聞く
へたくそとはっきり言われて気が晴れる
口下手が聞いて呆れるその値切り
活字よりへたでも手書きありがたい
八百長をしてもせんでも負ける奴
口下手なアイツが何故か人気者
子育てが一番ヘタとおもいしる
憎めない訳は男の嘘がへた
下手ですと言う物腰が鼻につく


志津子
のぶお
あきら
フミ
直美

くまひこ
篤信
歌之助



席題「釘」>>>>>>>>>>牧浦 完次 選
秀 句
口と手のはこびで進むトント屋根        寿
選者評
大工さんが釘袋から一握りの釘を口に含んだかと思うと、一本ずつ吐き出し乍らトントンとまるで自動機のように屋根板を張ってゆく姿は、リズムと共にほれぼれする姿です。

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パチンコのクギもあんたもずれている 志津子
上位
釘ひとつ打てぬわびしいワンルーム
大工さん釘をくわえりゃ好い男
まっすぐに打たれた記憶持たぬ釘
五寸釘打ってやりたいこれも愛
打ち損じ釘が助けを呼んでいる
一本の釘が支える町工場
教室に釘もナイフも姿消し


ゆみこ
ゆみこ
完次<軸吟>
ゆみこ
雀舎
雀舎
篤信


上記以外の入選句から
宿題
年の功へたに徹して枯れた味
へたまでも美味い真冬の焼いた芋
皮むかれへたで首吊りしてる柿
へたなりにボチボチ行こか好きな道
世の中のへたものんびり生きている
茄子のへた焼けば良薬婆の知恵
ヘタなりに味が出てくる年の功
愛し方へたでいびつなあいうえお
しぶとさで妻に負けない柿のへた
口下手へ口の達者な嫁が来る

昭二

寿
タリララ
彌三
ゆうこ
ゆみこ
智亜紀
完次
雀舎<軸吟>
席題
古釘を一本抜くと家こわれ
懐かしい金釘流で来る年賀
釘打てぬ工場造りのマイホーム
糠に釘後を絶たない飲酒事故
俺の部下根性悪の釘ばかり
釘一本打ちこんでやれアパホテル
その先がこわくて打てぬ五寸釘
柔らかい釘はハートに届かない

のぶお
昭二
篤信
篤信

米二
くまひこ
彌三
前出以外の噺家の句。○無しは没句。
宿題







世渡りが苦手地蔵の守をする
とら刈りが売りで人気の散髪屋
トツトツと話すひたむき思いある
下手ならばそれを固めて味にする
若葉マーク5速シフトに乗りたがり
釘一本打てず表札いがんでる

米輔


歌之助
米二


席題



かすがいと頼る子どもに別れたら
快気祝効き目なかった五寸釘

米二



興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。