5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百八回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題「車」>>>>>>>>>>竹森 雀舎 選
秀 句
風になるドラマを運ぶ霊柩車 篤信
選者評
霊柩車が運んでいるのはいろいろなドラマだと思いますが、風になるドラマと詠んだ表現が良かったと思います。「千の風になってやさしく吹いています」という歌が流行っています。

互選トップ
まわってる内はまだまし火の車 寿
同数 スピードを守る車が邪魔にされ 雀舎<軸吟>
上位
しめしめと書いてるような青キップ
ママチャリでアニマル柄が飛んで来る
助手席に昔の彼を重ねてる
性能も値段も上げた車椅子
リリーフカー出番多くて負け試合
歯車が摩滅したころ定年に
初心者の助手席足が棒になり
ご自慢のナビでわざわざ遠回り
車ないその一言で冷める恋
どっちなん逆にたずねる横のナビ
補助輪を外し自転車得意そう

直美
正己
素子
寿
米二
まさし
雅明

雅明
圭子
小夜子
完次


席題「蓋」>>>>>>>>>>牧浦 完次 選
秀 句
蓋開けて初めて知ったボクの位置 正己
選者評
人事異動とか、合格発表とか、色々のケースが考えられますが、悲喜交々の情景が目に浮かびます。

互選トップ
貯金箱たまらんはずや蓋がない 直美
上位
閉じ蓋を探し求める独り鍋
かしこまりおわんの蓋はどこに置く
凝り性は即席麺に落としぶた
禿かくす帽子も蓋の様なもの
時がすぎカサブタになるにがい恋
不覚にもフタに指紋が残ってた


圭子
素子
米二
寿
志津子
完次<軸吟>


上記以外の入選句から
宿題
車座の宴も酔うほど輪がみだれ
くちかずが減って車中の雨宿り
軽トラが神輿を担ぐ山の里
携帯が車中と知らず唸りだす
急発進ブレーキ効かぬ妻の口

寿
志津子
雅明
フミ


席題
しめたはず夜中が蓋をあけている
蓋をして重しもかけた恋ごころ
かろやかな熟女の口にそっと蓋
閉じた蓋再び開けて愚痴る嫁
言い訳の蓋がしっかり閉まらない
蓋すこしずらせば明日が見えてくる
瘡蓋がとるにとれない永田町
フタをしたつらい思い出あふれ出す


ゆみこ
まさし
弘幸
彌三
雀舎
篤信
志津子
前出以外の噺家の句。○無しは没句。
宿題







どいてくれ猫知らん顔軽ワゴン
今のうち一度乗りたい霊柩車
印象が乗り手で変わる高級車
家車借金背負って夢叶う
車窓から見えない春が道端に
お迎えに小さな車隅で待つ
商店街降りぬママチャリカーチェイス
無免許も自動で走る火の車

米二

歌之助


米輔


席題






お役所に納めるフタがまだ足らん
カラオケの隣みそ汁無いめしや
あくびするお客にフタが欲しい時
富士山にふたをしたよう雲かかる
先生のおかずは何とふた取られ

米輔


米二



興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。