5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百十二回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題「米」 <竹森 雀舎 選>
秀 句
心研ぐ修行のように米を研ぐ のぶお
選者評
心を研ぐ修行と同じように米を研ぐ、という作者の真面目さが伝わる句だと思います。今回はこの句を秀句としていただきました。

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仕送りの米だけがある四畳半 歌之助
上位
お茶漬けで締めてケーキでなお締める
平凡な生き方だけどお米です
おむすびにのり梅かつお仲が良い
幼子の頬に米粒光ってる
欲しくなるフルコースでも白ごはん
実る穂に案山子出番と見栄を切る

直美
くまひこ
寿
みかこ
さよ子
正己


席題「裏」 <牧浦 完次 選>
秀 句 脳みその裏ごしをする夏休み まさし
脳みそを洗うという句には出会ったことがありますが、「裏ごし」には驚きました。固めて絞るとノーベル賞が滴り落ちることでしょう。

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ハンカチの裏にひそんでいる野心 雀舎
同数
美しい国裏側は金まみれ 篤信
同数
お人好し裏も表も透けている ゆみこ
上位
口裏を合わせる友は選んどく
タンスからいつ出ようかと裏の金
裏町のサロン人情ママの店
裏長屋なにはなくとも情がある
油断すな女房はすぐに裏をとる
裏口で育った医者は恐ろしい
ないですと言い切る人の裏の顔
裏金にきれいな嘘も入れてある
粋がって裏地の派手なキザな奴
脳みそを裏ごしにする夏休み

直美
彌三
篤信
ゆみこ
昭二
昭二
圭子
直美
寿
まさし

上記以外の入選句から…

宿題
社長室米搗き飛蝗が後を追う
玄米食神経質な舌に乗る
神代から米を頼りに生きて来た
米と水麹の力でうまい酒
朝はパン昼麺夜は米エキス
和洋中お呼びがかかる白い飯
神棚で威厳を保つ白いめし
梅雨休み稲の谷間に光る水
ささやかな贅沢美味い米を食べ
昭和史の悲劇の中にあった米

甚六
完次
昭二
圭子
彌三
フミ
篤信
さよこ

雀舎<軸吟>

席題
裏口に鬼の顔した妻がいる
舞台裏真の芝居はそこにある
内視鏡こころの裏も覗かれる
お愛想の裏にどっぷりきつい毒
確実にまとまる話裏の裏
裏表人の生き様じっと見る
裏町の小町秋刀魚を焼いている


圭子
雀舎
正己
彌三
まさし
完次<軸吟>

前出以外の噺家の句。○無しは没句。

長雨で煙る向うに稲の青
どうしても肴にならぬ米だけは

歌之助


あれ?! 今回噺家は歌之助君だけか。会長さん、句はどうしたの。


興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。

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