5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百十六回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題>>>>
「あがる」
<竹森 雀舎 選>
秀 句
うつうつと温度の上がる星に棲む 甚六
選者評
地球温暖化が問題になっていますが、うつうつという表現がこの句を引き立てていると思います。また、温度が上がる星と詠まれたところも良かったと思いました。あがるという課題に対しての目付けも、大変に良かったと思います。

互選トップ
置き土産虹を残して雨あがる ゆみこ
同数 台風になぜか年寄り屋根上がる あきら
上位
京暮らしあがるさがるにやっと慣れ
坂あがる体力よりも気力なし
うつうつと温度の上がる星に棲む
夏祭り花火が上がる気は踊る
参観日親のためにと手をあげる
千秋楽やまぬ拍手と上がる幕

ゆみこ
のぶお
甚六

直美
志津子

上記以外の入選句から…

初恋にええとこ見せる逆上がり
またかいなやり玉あがる老舗餅
あがってるしどろもどろでする司会
賃あげは銀行利子と似たもんだ
風呂あがり男冥利というビール
あがってもさげても儲けある株屋
青空に心も弾む雨上がり
屋根の上月に恋した猫の影
遮断機が上がり師走の風が吹く

直美
みかこ
正己
彌三
完次
寿
圭子

雀舎<軸吟>
今月、十一月は恒例の一月早い忘年句会のため、席題は宴会のお遊びで、割句川柳となりました。上五、中七は他人が無責任に出したお題、下五でこれをまとめます。

<牧浦 完次 選>
首ひねる水掛不動湯をあびて くまひこ
秘めた恋遠くからでも追う視線 美恵
観覧車これみよがしに三周目 治美
天の句 選評 常日頃、水を掛ける善男善女に慈悲を垂れ給うお不動様。突然お湯をかけられたら、さぞびっくりされるでしょう。それとも、冬はお湯にしてくれとおっ
しゃられるか。

上記以外の入選句から…

雲つかむ遊んであげるあなたなら
カレンダーたばこの煙窓の雪
ええやんかゆっくり飲みやペン置いて
とりあえず悪の限りをし尽くした
紅葉葉も君の面影かき消せず
青い灯に帰りそびれて野で眠る
雪化粧飲み放題の行き倒れ
もがいてる一網打尽なやむ鯖
つれづれのちょいと一杯人恋し
玉子焼持ちつ持たれつ夫婦仲
早よきてねもうごめんやで毛が抜ける

まさし
あきら
弘幸
恵美子
圭子

直美
正己
もとこ
彌三
完次<軸吟>

前出以外の噺家の句。○無しは没句。

宿題




手があがる親もドキドキ参観日
たっぷりとサウナ仕上げは生ビール
霊峰を世俗で汚すゴミの山

米輔



割句 真夜中のなんでもいいよ食えるなら
あかよろしドウトンボリでしろ鶴瓶
かえなさい影武者らしい官僚に
おそるべしふるえ止まらず判を押す

米輔

市楼



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いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。