5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百二十回 例会
《 句 報 》
年十二回で、十年。今月で丸十年になりました。それを記念して、会員の噺家、講釈師で6月15日(日)、繁昌亭朝席で記念の「どぜう寄席」を行います。そちらの方も、是非とも宜しくお願いします。チケットはチケットぴあにございます。

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
お問い合わせドガチャガメール


宿題>>>>
「淡い」
<竹森 雀舎 選>
秀 句
淡雪も花びらも良し独り酌む 篤信
選者評
とても句としてよくまとまっています。ニヒルな句だなと思いました。そして、男の悲哀が感じられます。

互選トップ
淡くなる頭の中も外側も あきら
上位
移り行く淡い光はモネの空
また今夜淡い望みのお見合いだ
淡雪はなんの形もなさぬまま
京の夜淡い光の花灯路
風に乗り春告げに来る沈丁花
淡雪も花びらも良し独り酌む



スペンス
くまひこ
みかこ
ゆみこ
篤信

席題>>>>
「咲く」
<牧浦 完次 選>
秀 句 いつまでも咲かない恋に灰をかけ 彌三
選者評
「本人はそこそこイケメンで、其の他の条件にも不足がないのに、一向に恋の花が咲かないままに薹が立って来た。焦った彼はおじいさんの灰を盗んで撒いたところぱっと花がさいた」というところで目が覚めた。
互選トップ
咲く時期を見過ごしたのか独り者 寿
上位
お引っ越し噂話の花が咲く
種をまき育てて咲かすむいてない
名も知らぬ花に通路をゆずる春
将来は花咲かばばあそれが夢

圭子
ゆみこ

ゆみこ

上記以外の入選句から…

宿題
筋書きにほんのり愛を滲ませる
母でいた頃がだんだん淡くなる
京風の淡いお出汁が母の味
淡い恋記憶までもが淡くなる
淡白な味で脇役主を支え
初デート頬で溶けてた淡い雪
この年でなかなか出ない淡い味
まだ六十恋も遊びも途上中
淡い思慕少女ゆっくり羽化を待つ
五十でも二十歳に宛てる淡い恋

完次
くまひこ
圭子
のぶお

ゆみこ
彌三
正己
雀舎(軸吟)
弘幸

席題
日保ちせぬ月下美人のいさぎよさ
三分咲き春はまだかと土筆の子
満開の桜の下で放屁する
咲いて散る花に人生教えられ
主のいない庭に今年も桜咲く
読み違い花見の後に咲く桜
遅咲きと待っていたのに咲かなんだ
うらやまし10代の頬にニキビ咲く
頑張るぞ咲くか咲かぬかうば桜
専用車化粧の花が咲き始め
花火師の夢が夜空にぱっと咲く

寿
正己
正己
雀舎

圭子
ゆみこ
みかこ
みかこ
彌三
完次(軸吟)

前出以外の噺家の句、とは言うものの、私、一人だけです。○無しは没句。

席題




ゴシップに消えたあの歌手あの女優
祝い花これでいくらとはじく玉
ひまわりに負けぬ現役月見草

米輔




興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。