5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百二十六回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題「底」 <竹森 雀舎 選>
秀 句
上げ底にうしろめたさのあるみやげ 寿
選者評
平凡な句のようですが、うしろめたさが効いた句だと思います。今回はこの句を秀句としていただきました。

互選トップ
菓子折りの底に菓子より甘いもの 直美
上位
鍋底も戸惑っているIH
上げ底にうしろめたさのあるみやげ
そこぬけに明るいようで無理してる
靴底の減りが母のと同じ型
道具箱底に不器用な父がいる
弁当の底が抜けそな食べっぷり
天の底抜けてしもたか今日の雨
善人を演じる狸腹の底
底抜けの明るさたまに嫌気さし
菓子鉢の底に遠慮が一人おり

甚六
寿
爪弾
もとこ
完次
みかこ

正己
圭子
米輔

席題「見栄」
<牧浦 完次 選>
秀 句
見て見てと言わず輝く薬指 直美
選者評
見栄という言葉を使わず、女の虚栄心を見事に表現した手腕に感服です。
互選トップ
見栄張った自分を明日は追い越そう 治美
同数
見て見てと言わず輝く薬指 直美
上位
見栄張れる元気あるならまだいける
あの人が見栄をはらない病気かな
一番に出すが二句しか出来てない
袋でもブランドロゴが幅利かす
あなたとは違うと見栄を張っている
昼下がり子供自慢の団地妻
会社やめ気楽に生きる俺流に
並サイズ買ったズボンが腹を締め
調子乗りあとの明細腰抜かす
あと戻りするには見えが邪魔になる

ゆみこ

あきら
米輔
雀舎
哲ちり
哲ちり
哲ちり
爪弾
雀舎

上記以外の入選句から…

宿題
靴底がとぼけた貌して嘘をつく
ぎりぎりに記憶の底を探し出す
ライバルの腹の底まで読み切れぬ
まだ底が見えず財布のひもを締め
母の腕細いが潜む底力
差し出したグラスの底に惚れ薬
隅っこに底値と書いてある釣書
ぜいたくが茶碗の底にこびりつく

海太
もとこ
完次
篤信

ゆみこ
直美
雀舎(軸吟)

席題
山荘へ行くといってもアルバイト
食卓の見栄かばやきは秋刀魚です
外国語話せませんが帰国子女
意地と欲心の中を鍍金する
見栄っぱりつらぬき通す意地っぱり
お見舞いのメロン財布と折り合わぬ


彌三
あきら
正己
治美
完次(軸吟)

上記以外の芸人の句 ○は入選句 ○無しはボツ句

宿題
食の偽装底なし沼の人の欲
組体操上に乗りたいスリーエル

米輔


席題



ハッタリがマジになったぞあと頼む
ご近所に引けは取るまい横並び

米輔



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いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。