5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百三十四回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題「肩」 <竹森 雀舎 選>
秀 句
背を向けてするりとおとす長襦袢 くまひこ
選者評
「肩」と言う字が入っていませんが、充分に肩がわかる作品です。うまいなあと感心した次第です

互選トップ
イライラと余計肩凝る人任せ みかこ
同数
妻よりも猫の肩もつわが夫 しらり
同数
野仏の肩から夕日落ちてゆく 雀舎(軸吟)
同数
撫で肩は叩きにくいと人事部が あきら
同数
土日には肩を外して洗いたい 弘幸
上位
ランドセル肩に重たい一年生
右肩に止まったままの閑古鳥
肩落す後ろ姿に恨み消え
肩車せがんだ娘嫁に行く
肩の荷を下ろせば見える北極星
肩書きに頭下げつつ舌を出す
肩叩き叩いた方がクビになり
なで肩を羽織が滑る春團治
背を向けてするりとおとす長襦袢
ライバルと肩ふれ互い歳を知る

寿
正己
昭二
甚六
甚六
甚六
彌三
圭子
くまひこ


席題 「笛」
<牧浦 完次 選>
秀 句
鳴りそうなちくわに穴をあけてみる 直美
選者評
人類は太古から色々な物を使って笛を作り、楽しんで来た。竹の笛の歴史にも幾多の変遷が想像されます。然し、ちくわで笛を作る発想は素晴らしく、この川柳の目は大切にしなければいけない。

互選トップ
放課後にあの娘の笛をそっと吹く あきら
同数
笛吹けど踊らぬ妻と一つ屋根 海太
上位
口笛で二階の窓が開きました
チャルメラも味の一つかうまさ増す
鳴りそうなちくわの穴をあけてみる
妻の吹く笛にしぶしぶ踊らされ

完次(軸吟)

直美
完次

今回は宿題、席題共に互選の部で同点トップの句がたくさんに並びました。それだけ実力が伯仲して来たと言うことでしょう。上記以外の入選句から。
宿題
行きずりの人が肩貸す白い杖
肩越しに今日のスクープ読む日課
締め切りを果たした肩を湯につける
肩張って生きてきたぞと思いたい

篤信
直美
完次
のぶお

席題
目をそらし口笛吹いてとぼけてる
時間切れ無情の笛が鳴りひびく
神さまの死角でつらい笛を吹く
ほらばかりたまには笛を吹いてくれ
警官の笛が死角で待っている
笛吹かれいつも踊った人の良さ
下手くそな僕の口笛音符なし
千円の笛に群がる高速道

爪弾
雀舎
雀舎

直美
昭二
みかこ
彌三

前出以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しはボツ句
席題




さあ上り汽笛鳴らして峠越え
ホイッスル指図している交差点
3ナンバーの後ろ警笛鳴らせない

米輔



どうも最近、噺家の皆さんの出席が少ないですね。それとも、会の前しか来ないのかな。

興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。