5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
11周年記念
第百三十五回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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今月は平成二十年度年間秀句賞の発表です。
宿題の部 <竹森 雀舎 選>
大 賞
上げ底にうしろめたさのあるみやげ 寿
選者評
人生を上げ底と考えてみると、大変におもしろい句だなと思いました。省略がよく効いています。
佳 作
誘い水行きつ戻りつ千鳥足 まさし
妻ニヤリ襟の口紅またニヤリ 海太
席題の部
<牧浦 完次 選>
大 賞
いつまでも咲かない恋に灰をかけ 彌三
選者評
「本人はそこそこイケメンで、その他の条件にも不足がないのに、一向に恋の花が咲かないままに薹が立って来た。焦った彼はおじいさんの灰を盗んで撒いたところ、ぱっと花が咲いた」と言うところで目が覚めた。
佳 作
歌にだけ耐える女が残ってる 志津子
見栄張った自分を明日は追い越そう 治美
ユーモア賞
<桂 米輔 選>
大 賞
隅っこに底値と書いてある釣書 直美
選者評
釣書と言えば少しでも自分を飾り、実際以上により良く見せて、自分を売り込もうとするものですが、その釣書に底値とある。私は掘り出し物ですよ、お買い得ですよと、自分に赤札を付けてでもアピールをしないといけない、後の無い切実な結婚願望。漫才の若井こずえさんの「もろてー、お気軽に!」を思い出します。
佳 作
べっぴんのお酌に下戸の猪口もでる
鬼は外そしてだあれもいなくなる くまひこ
今月は11周年記念として、大阪キャッスルホテル 錦城閣で通常の句会の後、大川に浮か べた屋形船での懇親会付きでした。

宿題 「仲間」
<竹森 雀舎 選>
秀 句
けなし合い時にほめ合い笑い合い もとこ
選者評
仲間ということばは入っていないのですが、充分に分かるほのぼのとした句だと思います。まさにそのものずばり、という気がします。
互選トップ
この指に誰も止まらず缶を蹴る しらり
上位
行列に耐えて流行の仲間入り
仲間から一味にかわる時間帯
自分から仲間という奴信じません
けなし合い時にほめ合い笑い合い
たむろしてみんなケータイ見てるだけ
正論で仲間はずれにされている

直美
あきら
弘幸
もとこ
爪弾
昭二
席題 「姫」
<牧浦 完次 選>
秀 句
乙姫のまわりも今は養殖に 直美
選者評
乙姫で竜宮を連想させ、舞い踊る鯛や鮃が養殖であるという突飛もない発想と、そこから醸し出されるブラックユーモアんは、いつも乍感心させられる。
互選トップ
油断した姫に財布を空にされ 完次(軸吟)
上位
姫と呼び育ててきてもギャルになる
遅咲きの姫が咲かせた青い恋
平等で学芸会は姫ばかり
酒たばこ姫は夜遊び朝帰り

美恵
雀舎
美恵
彌三

上記以外の入選句から。
宿題
とりあえずあの子の分も取っておく
仲間から外れたくないかくれんぼ
紅色の仲間なにわのギャル神輿
ずるずると帰りそびれる飲み仲間
三十年仲間で妻で相棒で
仲間うち砂糖ふりかけ天下り
相槌を打って仲間にされている
気をつけようネット仲間という悪魔
気が付けば自然に集う飲み仲間
昨日まで良きライバルが今日の友

圭子
雀舎(軸吟)
篤信
くまひこ
正己
海太
完次
甚六

昭二

席題
我が家にも年とった姫一人居る
生え抜きのお姫様にはなれません
人魚姫夢はナイキのスニーカー
お転婆が姫と呼ばれてかしこまる
愛犬の我が家の姫は寝てばかり
じゃじゃ馬が見合いの席で姫になり
百均のティアラをつけて姫気取り
三歳児祭り浴衣で姫気分
メタボでも歳を取っても僕の姫

昭二
智亜紀
みかこ
美恵

篤信
圭子
もとこ
のぶお

因みに私の句は席題のみです。前出以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しはボツ句
席題




政治家の姫と呼ばれるスキャンダル
ラウンジの姫は色香で爪隠す
姫と魔女王子で出来る童話集

米輔










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興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。