5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百三十七回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題 「破る」
<竹森 雀舎 選>
秀 句
裏山に掟破りの雨が降る あきら
選者評
型破りの集中豪雨で大きな被害が出ている句を詠まれたと思うが、時事吟の適切さとして頂いた。まさに掟破りの雨と言いたい。
互選トップ
靴下の破れで通夜を見てる指 寿
上位
型破り言われてみたい普通人
夢破れ傘も破れて雨宿り
殻破る蝉の命はあと僅か
破れた日知らぬ世代が闊歩する
横向きにキリトリ線のある誓紙

圭子
甚六

昭二
爪弾

席題「触れる」
<牧浦 完次 選>
秀 句
この指に触れた人から眠らせる くまひこ
選者評
女の指には魔力がある。触れた途端、男は催眠術にかかったように、女の薬籠中の者となる。ゆめご油断召されるな。
互選トップ
触れてみて初めて分かる良さもある 爪弾
同数
触角を研いで網張る山の神 正己
上位
触れもせず草食男子夢の恋
触ってもいない女神に祟られる
触れずとも妻は値段を言いあてる

哲ちり
あきら


上記以外の入選句から。
宿題
炎天下鼓膜を破る蝉の声
倦怠期繕う気などさらになく
明日からと誓い破って百枚目
逃げ足の世界新なら持っている
破廉恥が白塗りをする選挙前
日常の空気破って笛太鼓
ハサミ取る手間惜しみ舞う袋菓子
好き嫌いつくろいながら一つ屋根
一枚の紙を破ってまだ夫婦


くまひこ
もとこ
直美
まさし

雅明
海太
雀舎(軸吟)

席題
触れただけいいや触った電車内
銀行のタッチパネルが無反応
髪の毛にやさしく触れる秋の風
あの方の地雷に触れて宗谷支社
お約束知っていながら地雷ふむ
手ではなく言葉でキズに触れてくる
ずぶ濡れのハートに触れる正義感
不機嫌な妻の背中に触れてみる
人妻に触れて静電気が走る

爪弾
もとこ
みかこ
あきら
くまひこ

雀舎
彌三
完次(軸吟)

前出以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しはボツ句
席題




触れられたくないが話題になるハーフ
鳥の巣がショートをさせてまひ都会
言ってやれ事件になって言うメディア

米輔




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いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。