5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百三十九回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題
「しみじみ」
<竹森 雀舎 選>
秀 句
こともなくうなずきあって老夫婦 くまひこ
選者評
枯れた句だと思います。平凡な毎日を、うなずき合って暮らしている夫婦の姿を見ることが出来ます。さらりと詠んであるところが良かったと思います。
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しみじみと語るつもりがどつきあい あきら
上位
人生を語られて猫困り顔
満月と過ごす夜長の酒が染む
こともなくうなずきあって老夫婦
しみじみと秋を感じる妻の食
大掃除アルバム見つけはかどらず
しみじみと秋を感じる金のなさ

あきら
篤信
くまひこ
直美
甚六
のぶお

席題「地獄」
<牧浦 完次 選>
秀 句
失礼な天国なんて行きません あきら
選者評
「地獄」という題で、「天国に行かない」と強い意思表示、あっぱれと言うほかは無い。しかし落語にあるように、退屈な極楽よりも地獄の方が、変化があって楽しいかもしれませんな。
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六文が無くてあの世もホームレス 米輔
上位
真っ青な空を見上げるアリ地獄
エンマからタンのディナーに誘われる
失礼な天国なんて行きません
地獄にも親しい友が居るらしい
不景気で会社も家も針の山
地獄から鬼がリストラされてくる
地獄まで高速ただになるらしい

もとこ
くまひこ
あきら
寿
寿
完次
完次(軸吟)

上記以外の入選句から。
宿題
しみじみと酒酌み交わす味な妻
しみじみと人の声聞く避難先
来し方をしみじみ話す古希の恋
もう無理は出来ぬと思う酒の量
しみじみと鏡に映す目の小皺
コンビニにしみじみ思う母の味
亡き母に負われた写真セピア色
人間で良かったのかと自問する
泣けば済むされど男はつらいもの

まさし
みかこ
篤信
雀舎(軸吟)
寿
彌三
海太
正己
完次

席題
前みても後ろをみても地獄行き
もう時効地獄の話したがらぬ
お迎えが近いのでクモを助ける
生きているここが地獄のど真ん中
地獄では周りは知った人だらけ
朝帰り妻が起きてりゃこりゃ地獄
おとなりの地獄は少し良さそうな
地獄にもフランチャイズの店を出す
あの株を買ったとたんに地獄見る
そのカード三途の川は二割引

もとこ
雀舎
くまひこ
くまひこ
直美
彌三
あきら
海太
志津子
まさし

前出以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しはボツ句
席題



ワーキングプアーもがけば沈む蟻地獄
地獄見て仏見る人おちる人

米輔



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いつでもお待ちしています。
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