5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百四十一回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題「棚」
〈竹森 雀舎 選〉
秀 句
網棚に今日の疲れを置いて行く 正己
選者評
今年最後を飾る句会となりました。「棚」という宿題、色々な目線がありましたが、この句を秀句にいただきました。来る年は思い新たに楽しい川柳を続けていきたいものと思っています。
互選トップ
贋作がかしこまってる違い棚 完次
上位
駄菓子屋の棚に昭和が置いてある
使い物ならぬキャリアを棚卸し
レジ前の小さい棚がよく稼ぐ
いらんわいぼたもち棚へなげかえす

雀舎
智亜紀
直美
くまひこ

席題「粗品」
〈牧浦 完次 選〉
秀 句
お見合いの写真に添えてある粗品 直美
選者評
この句を拝見した時、何故か昔、先生の背中に「売約済」の札を貼った悪戯を思い出しました。粗品が粗品の侭終ったら悲劇ですが、磨けば光る努力を、お互いにしたいものです。
互選トップ
袋見て中味のお菓子見抜く孫 寿
上位
粗品でも熱い気持ちを込めました
ボールペン箱から出ずに葬られ
粗品にはものの価値より満足感
粗品だといわれそっぽを向く粗品

みかこ
爪弾
君美
雀舎

前出以外の入選句から
宿題
不都合で棚板たわむ年の暮れ
反撃は古傷までも棚卸し
仕分けには無限の棚が用意され
棚ざらえ骨董品のテンコ盛り
網棚に福笹寝てる終電車
神棚にマッチ一本置いてある
子の願い心の棚へ上げておく
棚からも何も落ちない年の暮れ
温暖化自分のことは棚に上げ
棚上げを許さぬ妻の二枚腰
旅好きの棚にこけしのコレクション

爪弾
昭二
弘幸
みかこ
寿
銀次
篤信
まさし
甚六
海太
雀舎(軸吟)

席題
粗品にはいろんな意味が詰まってる
着ぐるみに二度目の粗品見破られ
梨園へ粗品を落す爆撃機
高価でもつまらぬ品とそっと置き
粗品ですだけど粗品じゃありません
福引の外ればかりを当てて来る
進物と粗品の仲のわだかまり
ネクタイを締めて粗品を持ってくる

彌三
弘幸
銀次
寿
昭二
昭二
まさし
完次(軸吟)

上記以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しはボツ句




貰わんと損でもやはり粗品です
欲ゆする粗品と書いた届け物
粗品です妻に紹介されるボク

米輔




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いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。