5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百四十三回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題「騒ぐ」
〈竹森 雀舎 選〉
秀 句
ネクタイがうまく結べぬ胸騒ぎ 完次
選者評
ネクタイがうまく結べるときは何とも思わないが、どうしたわけかうまく結べない。何となく胸騒ぎがすることである。
互選トップ
騒がれて初めて気づく非常識 圭子
上位
おばちゃんに秘密話した方が負け
お隣の騒ぎ茶碗に被害出る
真夜中の墓地もけっこう騒がしい

直美
完次
くまひこ

席題「ねじ」
〈牧浦 完次 選〉
秀 句
ねじ山をひと山切って進む道 まさし
選者評
ねじを人生航路にたとえ、ひと山ひと山慎重に切ってゆくのは、まさに人間の生き方そのものだという表現、秀句に値するとともに、三句共秀逸だと思います。
互選トップ
ねじひとつ余ったことは默っとこ あきら
上位
どなたかのねじが一本落ちている
弛んでる僕の頭の特殊ねじ
身の丈の許容を越えたねじを切る
定年後ネジのゆるんだ粗大ゴミ
武庫川にネジの合わない二枚貝

完次(軸吟)
正己
正己
米輔
銀次

前出以外の入選句から
宿題
当事者は既に冷めてる大騒ぎ
恋したらくしゃみ一つで胸騒ぎ
騒ぐだけ騒いだ合併泡と消え
相撲界騒がしいのは場所の外
週刊誌騒ぐ紙面に踊らされ
騒がしく明るいお通夜百五才
潮騒に歳月偲ぶ浜の宿
キャンプイン御輿の上で騒ぐ虎
初節句財布の中が騒がしい
騒いだら損と知ってる影法師
窓の外猫が口論してる夜

もとこ
弘幸
甚六
昭二
なお
寿
篤信
正己
彌三
雀舎(軸吟)
あきら

席題
どのねじをまわしてみても咲かぬ梅
トラブルを抜いては入れるねじ回し
ねじ山をそっとたたいて春の声
信楽の狸仕分けのねじを巻く
こうなればとことんねじを巻いてやる
腐れ縁ねじを戻すが壊れてる
逆ねじが好きで逆らい生きている
有栖川横断中のネジ疲労

くまひこ
まさし
まさし
雀舎
雀舎
彌三
寿
銀次

上記以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しはボツ句



心地良く意欲ネジ巻く舞台袖
原発もネジ一本で起きる事故

米輔


最近は噺家の出席並びに投句が少ないですね。
これは外の人は忙しいのに会長だけは暇やと言うことですか。

興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。