5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百四十六回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題>>>
「育てる」
〈竹森 雀舎 選〉
秀 句
鯉のぼり親の期待が泳いでる みかこ
選者評
五月晴れの下でひるがえっている鯉のぼり。親の期待を一身に受けた子の成長を見守る眼がほほえましく感じられる。
互選トップ
親の背を見すぎたための子の不運 しらり
上位
鯉のぼり親の期待が泳いでる
お局が芽を摘みながら若返る
いい旦那育てるものと母は言う
川の字がいつしかひとり大文字
手遅れか育毛剤がそっぽ向く
子育てを終えてる筈が重い臑

みかこ
直美
圭子
くまひこ
正己
篤信

席題>>>
「まぜる」
〈牧浦 完次 選〉
秀 句
虹の色まぜてすべてをとりこわす くまひこ
選者評
虹の色は夢の色でもあります。虹の七色を混ぜると白になるのは物理の話。七色の夢を混ぜたばかりに全ての夢を失ってしまった事は、誰でも多少なりとも経験しているのではないのでしょうか。
互選トップ
既婚者もサクラも混ぜて闇コンパ あきら
上位
犬と猿まぜるな危険困るキジ
当たりくじまぜたふりして隠しとく
無理をして自分にない色まぜてみる
寄せ鍋に賞味期限が隠される
気まぐれに混ぜたスパイス地獄見る
混ざってる水と油の俺お前
おばちゃんの飴は袋でごっちゃまぜ
冗談の中に本音がまざってる

あきら
もとこ
爪弾
直美
圭子
正己
雀舎
彌三

前出以外の入選句から
宿題
よく食べてよく寝て伸びた孫の丈
父と子の愛しい寝相うりふたつ
おはようと水に喜ぶ庭の花
ベランダに家計の為と菜を育て
ふて寝してもやもや気分また育つ
ふたこと目未だにあなた育ててる
ひとりでに育ったような顔をする
じっくりと仕込み熟成自らも
育児書に振り回されて若い母
貧乏に育てられたと偉人言う
恋ばなし人の噂で育ってる

寿
なお
哲ちり
彌三
もとこ
海太
雀舎(軸吟)
爪弾
完次
篤信
弘幸

席題
わかしすぎまぜるなお湯が肌を刺す
シェーカーにちょぴり愛を入れて振る
まざりたい公園デビューポチが見る
母の味あれやこれやを二・三滴
いつまでも朱に交われぬ頑固者
切る混ぜる焼いてソースをかけて出す
白組の玉入れカゴに赤ひとつ
夢売りの話もまぜて詐欺師たち
タレントを候補にまぜて票をよむ
冗談の中に本音がまざってる
ごちゃ混ぜの愚痴をながなが聞かされる

くまひこ
正己
まさし
もとこ
恵美子
のぶお
みかこ
雀舎
海太
彌三
完次(軸吟)

前出以外の噺家の句。○は入選句、○無しはボツ句

宿題



すくすくと育ってくれと言うたけど
ウエストが痩せる思いで成長し
捨て育ち言うてるわりに過保護やね
市楼


席題



雑炊の仕上げも吠える鍋奉行
名簿順男女とりまぜ同権と
ごちゃまぜの露店祭に活気そえ
米輔



興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。