5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百四十九回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題の部 <竹森 雀舎 選>
「かじる」
太陽を凝縮の夏まるかじり 智亜紀
選者評
「太陽を凝縮の夏」という表現が、ずばりと今年の暑さを詠んでいるようで共感しました。規模の大きい句だと思います。
互選トップ
もぎたてをかじるご褒美野良仕事 爪弾
上位
初入歯ためしにスルメかんでみる
打ち上げた花火はビルにかじられて
おばはんが尾鰭をつける聞きかじり
ライバルに実った恋をかじられる
収穫を前に歯形がある野菜
丸かじりしても歯ごたえない男

寿
くまひこ
完次
彌三
智亜紀
完次

席題の部
<牧浦 完次 選>
「欲」
あさましい欲が歴史を刻んでる 米輔
選者評
欲望は人間の生活には欠かせないもので、多種多様に翻弄されてきた。歴史上では、壮大な征服欲が、国家の中のみならず、世界地図の上でドラマと禍根を刻んで来た。
互選トップ
勝てるかも信じてみよう亀の欲 雀舎
同数
目的が金でないとは恐ろしい あきら
上位
重くても持ちます欲とふたり連れ
まいたのはただ一粒の種だけど
妻の欲とぎれずさらに進化する
欲張らずないを楽しむ工夫する

くまひこ
くまひこ

爪弾

上記以外の入選句から。
宿題
たくわんをかじり始めて孫育つ
道楽で毎日かじる予定表
かじりつく西瓜へ汗がふきこぼれ
家計簿が経済論を聞きかじる
毒饅頭少しかじってみませんか
旨そうな話かじって落ちる穴
3日間かじって増える入門書
これいらんかじったあとを廻される

寿
哲ちり
雀舎(軸吟)
篤信
正己
直美
もとこ
甚六

席題
お互いに欲を出さずにとも白髪
ライバルと火ばなをちらす水面下
欲すこし重ねて下手な嘘をつく
上げ底の箱に残っていた五欲
欲を持ち上げてギックリ腰になる
貪欲に模索している散り際を
内に抱く欲は男の隠し味
取り過ぎた皿に未練のバイキング
欲の花これで最後と咲き乱れ
ホステスが欲の上塗りして新地

彌三
なお
雀舎
雀舎
完次(軸吟)
正己
あきら
昭二
弘幸
海太


前出以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しはボツ句
席題



宝くじ買えば三億狙いたい
欲をとく坊主メタボのダイエット

米輔



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いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。