5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百六十五回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題の部
「トイレ」
<竹森 雀舎 選>
秀 句
駆け込んですっきりとして忘れ物 昭二
選者評
「トイレ」という題で作り難かったと思いますが、「駆け込んですっきりとした」という現実感でいただきました。
互選トップ
おばちゃんは澄ました顔で男子用 正己
同数
標的にとどかぬ距離で齢を知る 海太
同数
術後良しトイレに響く屁の祝砲 雅明
上位
ヒソヒソに出るにでれないドアの前
居場所なくトイレでじっと時期を待つ
屋外のトイレ子供の肝だめし
片田舎ゆらり舞ってる落し紙
便所から出た手も握る選挙前
わが娘トイレの神にみはなされ
半畳のパワースポット家にある
また泣きに来たなとトイレ慰める
ふと我にもどってしまうその個室

なお
彌三

寿
あきら
のぶお
みかこ
直美
くまひこ

席題の部
「晴れる」
<牧浦 完次 選>
秀 句
僕の下駄ちびってくると雨を呼ぶ まさし
選者評
「あした天気になーれ」と蹴りあげても、せんべいみたいにちびた下駄は、裏ばっかりが出る。半べそかいて蹴ったら、やっと表が出た。
互選トップ
徳利を並べてやっと気が晴れる 直美
上位
晴れた空詩人気取りの散歩道
夕焼けが大きな山彦連れてくる
晴れの日の新婦の父の泣き笑い

雀舎
まさし
米輔
上記以外の入選句から。
宿題
子沢山朝のトイレが修羅と化す
貸し切りの個室の椅子が温かい
渦を巻くトイレの水が温かい
店の質トイレを見ればすぐ分かる
神様と二人っきりになれる場所

完次
智亜紀
雀舎(軸吟)
爪弾
くまひこ

席題
トンネルを抜けた心に虹が立つ
青春の空に一点曇りなし
潔白が仕種ひとつでちゃらになる
休みの日晴れより雨でほっとする
復興の絆安売り晴れぬまま
笑い声弾ける先は雲の上
雲去って見せたお顔は皆既食
疑いが晴れて妻から酌をされ

昭二
なお
直美
彌三
正己
みかこ
海太
完次(軸吟)

前出以外の噺家の句 ○は入選句 ○無しは没句
席題



晴れ予報傘を放せぬ雨男
新しい傘を見せたい雨よ降れ

米輔



興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。