5P 10版              創刊日 2004年(平成16年)5月1日(米輔日)
私、桂米輔がハリボテ看板の会長をしている
第百七十一回 例会
《 句 報 》

発行人 : 桂米輔
(C) Katsura Yonesuke2004
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宿題の部
「針」
<竹森 雀舎 選>
秀 句
木漏れ日は無数の針となって散る くまひこ
選者評
格調の高い句を拝見しました。見つけも良く、木漏れ日が無数の針となる発想が良かったと思います。
互選トップ
体重計針が重さに耐えている まさし
同数
平凡な針です人も刺せません くまひこ
同数
想い出の母の姿は針仕事 篤信
上位
目の前で針のむしろが編まれてる あきら
針と糸男に借りる昼休み 完次
父を縫う母さんの退屈な夜 銀次
バランスで体重計の針止める みかこ
針千本呑む気無いのに嘘をつき 寿
美しい過去を縫いこむ母の針 雀舎(軸吟)
若作りすれど見えない針の穴 直美
席題の部
「いのち」
<牧浦 完次 選>
秀 句
なんとなく生きて迎えた喜寿の声 昭二
選者評
肩肘を張ることなく、生き永らえた幸いと喜びを詠い上げたところが良かったと思います。修羅場を潜ってこられた作者でこその作品で、川柳の軽みの良さを教えていただきました。
互選トップ
ぜんまいで動くいのちがいとおしい
雀舎
同数
花火師のいのち夜空を染め上げる
完次(軸吟)
上位
なんとなく生きて迎えた喜寿の声
お安いよいのちあります売ってます
尖閣に寄付して日本生きてやる
保育器で天下を取ると新生児
オレオレに命削って貯めた金
スピードに慣らされ軽くなるいのち
根性と大根ほめて都市砂漠
誰のせい仇にされる外来種
今日米寿運命線にあるいのち

昭二
まさし
海太
正己
正己
雀舎
米輔
米輔
完次

上記以外の入選句から。
宿題
ついじっと注射の針を見てしまう
甲斐性ない男を連れて針供養
一針に思いを込めて刺繍の美
五分だけ時計の針を戻したい
針供養あの娘がくれた浴衣着て
がさつでも役目があって木綿針
毒の無い針で突き刺し様子見る

あきら
完次
爪弾
昭二
彌三
正己
弘幸

席題
まだ早い早く戻れとえんま様
感激を持ちたいいのち尽きるまで
友よりの賀状のかわり訃報くる
本日は洗濯かねて温泉へ

正己
昭二
彌三
みかこ


興味のある方、参加してみようと思う方は連絡下さい。
いつでもお待ちしています。
連絡先dogachaga@yonesuke.comまで。